トラクターヘッド(シングルドライブ)伊呂波丸用
日野スーパードルフィンです。伊呂波丸という実在の有名車を再現してありますが、パーツは使いまわしなので素組ではかなりイメージが違います。箱絵のステッカー類などはとてもよい出来だとおもいます。
制作記というほどこの車両は、手を加えてないのですが、初めてトラックを作られる方には少しは参考にして頂けるかも・・・と書いてみました。
この時点ではあまりデコトラやトラックの知識は無かったので、特にデコトラはよくわからないのでとりあえず説明書どうりに組み立てました。
大体完成したのに、なぜかあまりカッコいいとはおもえなくなぜなのか考えてみました。
一番気になったのは、この画像ではちょっと分かりにくいのですが、キャブとタイヤの隙間が大きくキャビン自体も前に行きすぎている様に見えました。
バンパー類はメッキパーツが多いのでピカピカしてますがプラットフォームや箱まわりが塗りなので実に地味です。
しかし地味な割にノーマル車の持っている重量感や、かっこよさもさほど感じられないです。
模型雑誌にも書いてありますとうり素組ですとトラクターのスタイルがちょっと変です。
キャブマウントが高いのか、車高自体が高いのか、キャビンが浮き上がってるように見えるうえにキャビン全体に前に行ってしまってました。
シャーシは、みたところほぼ水平ですので少し前下がりのほうがカッコいいので車高を下げる事にして、キャブマウント自体はそのままの高さで使う事にしました。
いきなり完成画像ですみません。適当な画像を撮ってませんでしたので・・・
この状態は3ミリくらいフロントを下げてキャビンも3ミリバックしています。
こちらのほうが自然に見えると思います。
ホイールベースは改造しませんでしたが、改造される方は1センチくらい伸ばす場合が多いとあとで知りました。現在は伸ばす予定はありませんで次回シングルドライブのトラクターを製作するときは伸ばそうとおもってます。
これは改造するため分解した時だと思います。が組む前かもしれませんね。どっちかはちょっとわかりません(汗)
『車のカッコよさは乗用車、トラックとも車高で殆ど決まる!』という考え方がありますが、ちょっと乱暴な言い方ですが、かなり的を得た言い方かも知れない・・・とも思います。
タイヤ径や幅、トレッドやキャンバー、車高、ホイールベース、キャブやフェンダーとタイヤの位置関係と隙間の空き具合、このあたりが不自然だとカッコよくはなりにくいのは確かとは思います、
この段階は車高のみ下げました。キャビンはまだ後退させていませんので、キャビンが前過ぎる印象です。
トレーラーシャーシの場合、このドルフィンキャブは3ミリバックさせましたが、スーパーグレートは1ミリくらい、いすゞギガは2ミリくらいバックさせた様に記憶しています。
スーパードルフィンプロフィアも3ミリ後退させました。
うえの画像よりキャビンが後退してるのがわかるとおもいます。
車高とキャブとタイヤの位置関係を調整するとずいぶん実車っぽくなりとても楽しいです^^
キットの煙突マフラーのやぐらはとても細くてグラグラして不安ですし、見た目も貧弱なのでエバーグリーンのプラ棒で自作しました。私のエバーグリーンデビューです(笑)
形は資料が無かったのでテキトーなオリジナルです。実際の伊呂波丸やトレーラーとは異なりますがご容赦ください。
煙突マフラーを取り付けました。画像にはありませんが、この後燃料タンクをステンレスの丸型にし、エアホースケーブルを追加しました。
キャブはフロントスクリーンにオプションのデカールをはりました。マッドフラップをつけプラットフォームの縁は縞板シールを巻きました、トラクターのリアフェンダーはメタルックをはってます。
トレーラー部分は周りをメタルックや桜シールを貼りステンレス製丸型燃料タンクを3個追加しました。
あとたれゴムや排水ホースを追加したくらいです。フェンダーは少し形状が好きではなかったので、大型ダンプのキットに入っていたものに変えました。